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桜庭一樹 「赤朽葉家の伝説」
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)
(2010/09/18)
桜庭 一樹

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“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。――千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。
高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、そして彼女らを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに書き上げた渾身の雄編。
第60回日本推理作家協会賞受賞作。
ようこそ、ビューティフル・ワールドへ。


文庫版を古本屋で見つけて買ってしまいました~♪
うん、桜庭さんの作品で1番好きな作品です。

この本が5年前に新刊出た際に夢中で1週間本屋通って立ち読みしたのはいい思い出w
(しかもたぶんこれが原因で私の立ち読み癖がつく←)

昔はあまり作家さんを意識して本を読んでなかったので
桜庭一樹さんは“はじめて好きになった作家さん”てなるのかな。
だから直木賞とったときはおどろいたしよろこんだのなんのって!
うわあ感慨深い……年とったなあ←

しまったまた前置きが長い(汗)
はい、感想いきます!w

久々とは言え、再読にも関わらず心動かされる展開。
また、関係ないと思われた話が後々思わぬところで大事になって読者をちゃんと驚かせてくれる意外性も充分w

桜庭さん作品全体に言えることですけど、文章が硬くなくてどことなくかわいい上に情緒溢れるのがまた魅力。

「赤朽葉家」では特に3代それぞれの章で文のイメージが若干ちがうのがまたおもしろい。
桜庭さん本人も意識してイメージを変えているらしく、
万葉の章はどこか神話チックで、
続く毛毬の章は一転して青春と別れと涙の漫画的な章、
そして最後、瞳子の章はなんとミステリーに!
その謎の真相は、
悲しくて、やっぱりどこか神話チックで、時代の変容を感じさせる…
そして、瞳子はこれからどのような人生を歩むのか、“未来”をも意識させる。

昔語りから今。
時代の変容とともに流されていく人々を、そして過去があるから今があり、未来へ続いていく様を描き、
そして、どんな時代でも、
自分の役目とは?人生とは?自由とは?幸せとは?
と、悩み多きこのせかいを生きていくのだからこそ、祈り、めざしていくのだと。

せかいは、そう、すこしでも美しくなければ。


個人的に心あたたまる話でした。
うん、感動しました…
そして語ってしまった恥ずかしい…///
だめですね、夜中テンションで感想書くの。
そしてもっと中身のある感想書けるように精進します…進歩が見受けられませんが、これからも気長に、気長に、あたたかい目で見守っていただければ幸いです(*^^*)
長々ありがとうございました!

以上。
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桜庭一樹「伏 贋作・里見八犬伝」
伏 贋作・里見八犬伝伏 贋作・里見八犬伝
(2010/11/26)
桜庭 一樹

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娘で猟師の浜路は、江戸に拔扈する人と犬の子孫「伏」を狩りに兄・道節の元にやってきた。一匹の伏を追いかけ迷いこんだ地下道で、敵である伏から悲しき運命の輪の物語を聞き…

図書館で約半年前に予約していたのがついに順番まわってきた本です。
GOSICK以外の桜庭さん作品は久しぶり!
久々に寝るの忘れて夢中になって読みました^^;

浜路と道節の伏退治の章が物語の中心で、そこではとにかく浜路と道節の兄妹の会話が微笑ましい。
道節兄ちゃんみたいな兄が欲しい…。

あと桜庭さんが元ラノベ作家さんだからか、戦闘シーンの描写がうまい!

1番おもしろかったのは作中作の滝沢冥土作「贋作・里見八犬伝」ですね。

「贋作・里見八犬伝」は本物「南総里見八犬伝」を書いた滝沢馬琴の息子・冥土が密かに書いている“もう一つの里見八犬伝”の話、という設定。
どうして伏が存在するのか、そもそも伏とはなんなのか、の所以を記した内容。

なんとなく伏姫と鈍色の姉弟の関係は「とりかへばや物語」を意識してるのでは?と思いました。

伏姫・鈍色・大輔・そして犬の八房の関係が少しずつ変わっていって、特に伏姫・鈍色の姉弟が憎まれ口をたたきながらも仲よくなってく様は読んでいてうれしかったです。

また、城主・義実の繁栄の一方で、天守閣に幽閉されているまるで義実の繁栄の人身御供のような狂った異母妹・藍色の存在
そして伏姫の運命…
などなど、魅せられる展開でした。

信乃の一人語りの伏の森の話もよかったです
この話をみても、伏を悪と決めつけるのもどうか、と思うわけです。

しかし、猟師と伏、狩る、狩られるの業からどうしても逃れられない信乃と浜路の関係も印象的でした。

そもそも原作「南総里見八犬伝」は勧善懲悪 因果応報がテーマの物語なんだそうな。

確かに「伏 贋作・里見八犬伝」の方でも、人を害する伏たちを猟師の浜路と剣豪・道節が狩っていく、という一見勧善懲悪に見えないこともない設定。

しかし、物語が進んでいくと、伏も伏なりに苦しんでいる、一概に悪とは言えないのでは?と思えてくる。

そして最後、冥土が伏のことを「神さま、かなと」
と評するところがあります。

「いや、神さまっていうのはですね。きっとね、もともと我々よりもどっか卑しいもんだと思うのですよ。そうして、だからこそ、ぼくら人間のさもしくて不浄な部分を無償で引き受けてくれる。わけも聞かずに赦してくれる。そういう、優しくって汚ねぇもんだ、ありがてぇ、って」

「ぼくが伏というものに惹かれるのは、ぼく自身もひどいやつだからかな、と……」


この言葉は、作中作「贋作・里見八犬伝」の一節、
世の中の繁栄と表向きの平和の陰には、必ず、見えない人身御供がいるのだろうか?
に通じる冥土の考えなんだろうと思います。

世の中の繁栄の陰には、人身御供が存在する。
そして、何をもって繁栄とするかは何か比較対象がいなければならない。

善悪も所詮そんなもんで、悪という比較対象があるからこそ、善だの正義だのが生まれてくる、つまり自分はあんな人間じゃない、という認識が生まれるのだと思う。
だから、その比較対象こそが桜庭さんの言うとこの“人身御供”なのかな、と。

そうすると勧善懲悪とやらも怪しくなってくる。
何をもって悪または善とするかは各々個人の比較対象により違うからだ。

因果応報だって、因は玉梓の呪いから、とわかってはいるが、課に関しては、伏の森が消えた時点か、またはまだ続くのかいまいちわからない。
課なんて一向にこないのでは?とも思う。

これらを総合的にみて、桜庭さんがこの作品で目指したのは、「里見八犬伝」のテーマの“勧善懲悪”“因果応報”の否定なのではないだろうか。
それを「里見八犬伝」の二次創作でやってみせたのではないかと思います。



だめだ結論苦手すぎる…
長文&gdgd文、しかも読みにくくてすみませんm(__)m
もっとコンパクトに読みやすく!を目指してがんばります…

以上。
桜庭一樹 『GOSICK VII‐薔薇色の人生‐』
GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)
(2011/03/25)
桜庭 一樹

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本は着実に読んでるんだけれども感想が追っつかない(-_-;)
追い追い消化していきたいと思います



富士見ミステリーでの刊行から4年。
ついにGOSICKシリーズ、最新刊です!ヽ(´∇`)ノ

舞台は首都ソブレムにある劇場“ファントム”
そこでソヴュール王国最大のスキャンダルにして謎、王妃ココ・ローズの首なし死体事件に、ブロワ伯爵から召喚されたヴィクトリカと彼女を追いかけてきた一弥が挑む。

ヴィクトリカの母、コルデリア・ギャロの過去も織り混ぜつつの展開。
結構おもしろい。

まぁいつも通り推理は全然難しくない。
推理苦手な私でもわかる^^;
ブライアン・ロスコーの“同時存在”のトリックも普通だったし
でも最後の最後だけはびっくり、わからなくなってます!

一弥もすっかり家来が板についてるけどw
書き下ろしだからか前よりおもしろくなってるかも。

何か本編は次巻のⅧで終わりらしいんですが…終わるのか?
ちょっと心配ですね…


そういえば角川ビーンズで絵がついてるバージョンが復活したようです!
懐かしいなぁ…
富士見ミステリーで出してた時はあとがきが笑えたんですが、あれは残っているのかぜひ1度確かめねばw


次はsの方のⅣが出るようです
楽しみです^^

以上!
気になる本 桜庭さん新刊
伏 贋作・里見八犬伝伏 贋作・里見八犬伝
(2010/11/26)
桜庭 一樹

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今日妹とカラオケ行きましたー(*^_^*)
帰りに本屋のぞいてはっけーん!

今度立ち読みしようと思います☆


テーマ : 気になる本・雑誌
ジャンル : 本・雑誌

GOSICK6 & GOSICKs 2
GOSICKVI ―ゴシック・仮面舞踏会の夜― (角川文庫)GOSICKVI ―ゴシック・仮面舞踏会の夜― (角川文庫)
(2010/11/25)
桜庭 一樹

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GOSICKⅥ“仮面舞踏会”、GOSICKsⅡ“夏から遠ざかる列車”感想書いてなかった…。

“夏から~”はⅣ“愚者”とⅤ“ベルゼブブ”の間の夏休みの短編集。

一弥の姉の瑠璃の話がなかなか新鮮でおもしろかったです ^^


“仮面舞踏会”はミステリアスな雰囲気が好きなんですが、トリックと犯人がすぐわかってしまったのがちょっと残念でした…。

これ、昔コナンで同じトリックやってたような…?

この巻だけの感想としては微妙ですが、シリーズ全体の流れとしては超大切。
あの形見箱はアイツのだったのか!


本編としては昔富士見ミステリーで出していた分は終了です。
このときから読んでいた私的には次どのような展開にするのかとても気になるところ。


ちょっと計算してみたんですけど、

WWⅠは1914年。
久城たちの生きてる時代はその10年後、1924年。
そしてWWⅡは1939年。

てことはWWⅡが起きるのは作中から15年後。

“名も無き村”でされた予言では久城とヴィクトリカはいつか必ず別れなければならないときがやってくるとか。

この時代の情勢的に世界大戦絡みであると可能性が高い。
日本は枢軸側でソヴュールはフランスと近いし連合国側だと考えると両国は敵対関係になってしまう。

となると、一番早くて日本が世界から反感を買う1933年国際連盟脱退のときか?てかんじですがこれでも9年後。
その前に学業終了して国帰っちゃうよ。

普通にそれなのかな…。

それかオカルト省と科学アカデミーの陰謀に巻き込まれるとかもありですけど普通なような…。

ぅーん、気になる。
これも桜庭さんの展開に期待です。


アニメもはじまりましたね。
久城イメージ違う!
ヴィクトリカの声も普通のかわいい女の子でした。
まぁ、しょうがないですけど…。


また、富士見ミステリー刊行のときの挿絵つき版も角川ビーンズで復活だそうです!


とにかくGOSICKsⅢがまた25日に出るようなので楽しみにしていようと思います。



プロフィール

塩枝

Author:塩枝
読書、音楽、二次元 を好む気まぐれ女子大生です

詳しい好みはこちら

主に読書感想文を中心に備忘録載せています.つたない文章ですが読んでいただけると嬉しいです^^
ネタバレ苦手な方は注意してください。
気軽に声かけてください! 
相互リンク、ブロともも大歓迎です♪

よろしくお願いしますm(__)m
 

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